KINDWARE

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HISTORY

EST. 1894

1894

初代渡邊喜之助が東京·日本橋に『渡喜商店』として創業

久保田藩(現·秋田県)の藩主·佐竹氏の御典医を代々勤め、明治維新後は薬問屋を営んできた渡邊家。西洋式の風俗習慣·生活様式を推し進める明治政府の太政官令を受け、渡邊喜之助は「これから洋装の時代」と一念発起し、東京·日本橋に「渡喜商店」を創業。当時は珍しかった、和装は一切扱わない洋装専門の古着商を始める。
初代渡邊喜之助が東京·日本橋に『渡喜商店』として創業
1903

一般大衆にまで、洋装文化を広める

上流階級の嗜好品だった洋装を民間にも普及させ、日本の服飾文化に貢献。
一般大衆にまで、洋装文化を広める
1921

日本を魅了する技

平和記念東京博覧会にモーニングコートを出品し、入賞。日本の産業発展にも寄与。
日本を魅了する技
1930

2代目渡邊喜之助が経営を引き継ぐ

初代渡邊喜之助の養子として、経営を継承。
2代目渡邊喜之助が経営を引き継ぐ
1939

2代目渡邊喜之助が業界発展に力を注ぐ

全日本既製服工業組合連合会理事として、業界再編と発展に貢献。
1945

戦後の復興と会社の再建

空襲で事務所を失い、仮事務所で再建。衣料品配給制度から自由購買へ移行する時期。
1947

現・KINDWAREの生みの親、3代目渡邊國雄が経営を引き継ぐ

文学博士の肩書きを持つ國雄が経営を引き継ぎ、礼服事業に注力。
現・KINDWAREの生みの親、3代目渡邊國雄が経営を引き継ぐ
1948

日本のフォーマルの新様式「ダブルの略礼服」を考案

新たにダブルの略礼服を考案。戦後の経済的な困難に対応したデザイン。
日本のフォーマルの新様式「ダブルの略礼服」を考案
1950

社名変更で新たな門出

「渡喜商店」から「渡喜」に社名変更、ブランドロゴも刷新。
社名変更で新たな門出 - 1
社名変更で新たな門出 - 2
1951

業界初!百貨店に進出

髙島屋東京店に「礼服コーナー」を設置。フォーマルウェアのワンストップコーナーを提供。
業界初!百貨店に進出
1958

工場をいち早く近代化

アメリカ市場を視察後、埼玉県に自社工場を建設、技術開発の強化を図る。
工場をいち早く近代化
1960

初の自社工場を建設

埼玉県に初の自社工場を建設し、略礼服とモーニングコートの自社生産を開始。
1966

ニューフォーマルを体現するブランドを次々に展開

1968

宮内庁御用達のはじまり

皇居新宮殿の落成に際し、公式儀礼服を担当、宮内庁御用達となる。
宮内庁御用達のはじまり
1970

業界初のテレビCMで認知拡大

田中邦衛氏をモデルに起用し、CMで「昨日と違うのぼく」のフレーズで認知を広げる。
業界初のテレビCMで認知拡大 - 1
業界初のテレビCMで認知拡大 - 2
1971

英国王室御用達テーラー「HUNTSMAN」と技術提携

イギリスの名門テーラー「HUNTSMAN」と提携し、ヨーロッパの素材選定、縫製技術を学び、厳しい水準をクリアした服を販売。
英国王室御用達テーラー「HUNTSMAN」と技術提携
1972

株式会社カインドウェア設立

「渡喜」から「カインドウェア」に社名変更。英国の品位ある服装を提供するブランド。
株式会社カインドウェア設立
1973

婦人フォーマルウェア市場に進出

婦人ブランドがデビュー。多方面から、「紳士の礼服と同じ水準の婦人の礼装が作れないか」というリクエストに応えて展開スタート。 女優・多岐川裕美氏をモデルに起用し、しなやかに自己表現する新しい女性の美しさに焦点を当てる。
婦人フォーマルウェア市場に進出
1974

世界最高技術レベルの 那須夢工房が完成

栃木県那須に工場を設立し、英国テーラーの技術を継承。ブラックフォーマルの生産量が世界一となる。
世界最高技術レベルの 那須夢工房が完成
1979

英国王室デザイナー、イアン・トーマス氏と技術・デザイン提携

イギリス王室のデザイナー、イアン・トーマス氏と提携し、ロイヤルワラントを使用する日本企業となる。
英国王室デザイナー、イアン・トーマス氏と技術・デザイン提携
1980

世界の名だたるハイブランドとタッグを組む

ピエールカルダン、ディオール、バレンシアガなど、名だたるブランドとライセンス契約。
世界の名だたるハイブランドとタッグを組む
1984

世界的ジャズトランぺッターを広告に起用

広告キャンペーンにジャズトランぺッター日野皓正氏を起用。
世界的ジャズトランぺッターを広告に起用
1985

4代目渡邊喜雄が経営を引き継ぐ

喜雄が4代目として社長に就任。
4代目渡邊喜雄が経営を引き継ぐ
1989

昭和から平成へ 皇室儀礼で宮内庁に納品

昭和天皇の国葬で宮内庁に制服を納品、平成天皇の即位礼で制服を提供。
昭和から平成へ 皇室儀礼で宮内庁に納品 - 1
昭和から平成へ 皇室儀礼で宮内庁に納品 - 2
1990

世界中の花嫁のバイブルを発行

『ウェディングス』の日本語版を発行し、日本のブライダル業界に一石を投じる。
世界中の花嫁のバイブルを発行
1992

長年のパートナー「HUNTSMAN」を友好的買収

「HUNTSMAN」のオーナーから会社買収の提案を受け、100%の株式を取得。
長年のパートナー「HUNTSMAN」を友好的買収 - 1
長年のパートナー「HUNTSMAN」を友好的買収 - 2
2002

「アクアスキュータム」のライセンス事業開始

英国ブランド「アクアスキュータム」のライセンス契約を開始。
2008

国内外に、日本独自のフォーマル文化を拡充

日本の伝統製法にこだわり、毎シーズン新たなアイテムを提案。
国内外に、日本独自のフォーマル文化を拡充
2010

イタリア最高峰のサルトとコラボレーション

イタリア・フィレンツェで最高峰とされるサルト「リベラーノ&リベラーノ」のマシンメードラインを展開。
イタリア最高峰のサルトとコラボレーション
2019

平成から令和へ!「即位礼正殿の儀」で宮内庁に納品

令和改元に際し、天皇即位の儀で宮内庁車馬課の服を製作。
平成から令和へ!「即位礼正殿の儀」で宮内庁に納品
2020

五代目渡邊祥一郎が経営を継承

祥一郎が五代目として代表取締役CEOに就任。
2022

ブランドロゴとシンボルを刷新

KINDWAREは、テーラーブランドとして生まれ変わるのを機に、ブランドロゴとシンボルを刷新。シンボルのライオンは、だるまの開眼(願いを込めて片目だけ書くこと)をイメージし、片目だけのデザイン。もう片方の目は、世界一のテーラーブランドになるという夢を実現したときに書き入れられ、両目のシンボルに変化する。そして、KINDWAREのスーツを纏うことで、いっそう自信を持ち、輝かしい人生を送ってほしいという思いが込められている。
ブランドロゴとシンボルを刷新
2022

「装いも心もテーラリングするサロン」を南青山にオープン

KINDWARE本店を南青山へ移転すると同時に音楽やお酒を楽しみながら最高の一着をお仕立ていただくテーラーサロンにリニューアル。「装いも心もテーラリングするサロン」をコンセプトに、20世紀初頭のロンドンの邸宅をイメージしたサロンは、一組のお客様にしっかりと向き合うビスポークスタイルでおもてなし。
「装いも心もテーラリングするサロン」を南青山にオープン
2024

2024年5月1日をもって「株式会社カインドウェア」から「WATAKI株式会社」に社名(商号)を変更

1894年の創業以来、130年以上にわたり革新を続け、世界に必要とされる商品とサービスを生み出し続けているが、グローバル市場展開のさらなる強化と、創業時への原点回帰を意識し、創業時の屋号である「渡喜商店」の「渡喜」にちなんで、英語表記で「WATAKI株式会社」に変更した。